仕事内容と健康への想い
私が勤務する佐賀工場では、「ヤクルト」の原料液や「ミルミルS」、「Y1000」を製造しています。その中で総務課は、原材料の受発注や在庫管理、従業員の勤怠管理・経費精算、人材採用・育成など多岐にわたる業務を担い、工場内の製造業務をサポートしています。私は入社から1年半にわたって、「ミルミルS」と「Y1000」の原材料の受発注や在庫管理を担当してきました。現在は経費精算や支払い、決算業務など、工場内の「お金の流れ」を管理する経理業務を担当しています。四半期ごとに実施する「実地棚卸」も私たち経理担当が統括しており、各期末の棚卸資産を明確にして財務状況を把握するとともに、適切に在庫管理が行われているか確認しています。また、お客さまからのお問い合わせや工場見学(オンライン含む)に対応するのも総務課の重要な役割です。同工場に配属後まもなく「Y1000」の生産が始まり、機能や他商品との違いについて、多くのお問い合わせをいただきました。ヤクルトの看板を背負う以上、自社製品の知識習得はもちろん、一人ひとりが「健康」のスペシャリストであることが求められます。今後も世界的な視野をもって、「健康」の情報にアンテナを張り続けたいと考えています。
現在の挑戦
経理業務を担当するようになってまだ日が浅いため、知識の習得に力を入れています。実務では会計システムを使うため、マニュアルを見て操作すれば自動的に仕訳を行うことができますが、経理を極める以上、簿記の知識をしっかりと習得したいと考えています。そのために、日々の業務で疑問点が出てきたらその都度、自分で調べるなどして解消するようにしています。また、会計システムに入力する際には、「どの勘定科目に分類されるか」を考える習慣をつけています。ヤクルト製品の製造を担う佐賀工場では、「原価低減」に取り組むことで、会社全体の利益向上につなげることができます。しかし、やみくもに原価を抑えればよいのではなく、必要な経費と削減できる経費を適切に取捨選択していくことが大切です。現在は日々の経費精算が主な業務ですが、いずれは工場内の関連部署を巻き込んで、原価低減の取り組みに挑戦したいと思います。
仕事のやりがいと今後の目標
経理担当は、佐賀工場のお金の動きを細部まで把握できる立場で、会計処理一つひとつにミスがないか気を配ることも重要ですが、同時に原材料の購入から製品の出荷まで、一連の流れを俯瞰して見る力も養う必要があります。私自身は入社後、原材料の受発注や在庫管理を担当していました。経理担当になった今は、これらの業務を経理的な視点で見られるようになり、非常にやりがいを感じています。また、優しい上司・先輩方に恵まれたことも仕事のやりがいにつながっています。特にOJT担当の先輩社員には仕事の進め方など丁寧に指導していただき、心から感謝しています。今はまだ勉強の日々ですが、いずれは上司・先輩方に教わったことを生かして、無駄の削減や業務効率化に貢献し、同工場での仕事を通じて人々の「健康」をサポートしていくことが、今後の目標です。
8:00 | 出社 メールチェック、1日のTo Doリスト作成 朝礼 |
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9:00 | 現金実査、前日までの仕訳確認、経理に関する問い合わせ対応 |
12:00 | 昼休み |
13:00 | 会計・財務・原価資料作成 |
15:00 | 会計伝票起票、請求書や伝票チェック、現金実査 |
16:30 | 終礼 退社 |