ここでは「Yakult(ヤクルト)1000」、「ジョア」など、
当社を代表する商品が数多く製造されています。
そんな富士裾野工場では、どのような社員が、
活躍しているのでしょうか。
今回は、異なる課から3名の社員に集まってもらい座談会を実施。
富士裾野工場での働き方、やりがいや魅力について
語り合ってもらいました。
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C
2021年入社
台湾出身で、将来的には海外工場で活躍することを視野に入れている。現在は製造課に所属。
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Y
2018年入社
製造課を経て、現在は品質管理課に所属。学生時代は、遺伝子やタンパク質などの研究に取り組んだ。
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J
2012年入社
入社後は福島工場に配属。富士裾野工場に異動後は、製造課主任、製品一課主任を経て、現在は施設管理課で係長を務める。
それぞれの課に、大きな責任と使命がある。
―まずは、皆さんの業務内容について教えてください。
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C
製造課は、ヤクルト本社が製造する乳製品の中身(液体)を製造する部署です。脱脂粉乳を溶解して、乳酸菌 シロタ株の菌液を培養します。「Yakult(ヤクルト)1000」、「ジョア」などの商品を製造するうえで重要な課です。
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Y
品質管理課は、製造された商品の検査を行う課です。私たちの検査次第で、商品を出荷するかどうかが決まるので責任重大な仕事です。その他、新商品を製造する際には、どのようなラインで製造していくべきかを製造課、施設管理課などとコミュニケーションを取りながらテストしていく役割もあります。
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J
施設管理課では商品を製造する工場の仕組みや、より効率的に製造する方法を検討し、必要に応じて改修・増築などを行う課です。商品に直接関わるわけではありませんが、工場の稼働を停止することなく改修していく必要があり、大きな使命感を持って仕事に取り組んでいます。
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Y
施設管理課の仕事は、Jさんのようにさまざまな課で経験を積んできたからこそできる仕事ですね。
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J
確かにそうかもしれません。私の仕事は工場全体に影響を与えるので、各課の状況を把握しながら進めていくのは難しいですが、やりがいを感じています。
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C
私はまだ製造課しか経験したことがありません。お二人の活躍を見ていて、その視野の広さや、各課とのやりとりのスムーズさには憧れます。
―それぞれの業務に取り組むなかで、日々どのようなことを感じていますか?
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C
製造課に所属したばかりの時は、先輩の仕事のやり方を吸収して、きちんと自分の業務を行うことを目標にしていました。現在は、チームを信頼すること、情報を共有することの大切さを感じています。工場での作業は決して一人では完結しません。ミスなく作業をするためには、個人の心がけももちろん大切ですが、チームで声をかけ、協力することが重要です。今では、お互いに意見を言い合いながら、より正確に迅速に作業を完了することができています。
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J
施設管理課で働くなかで、「判断力」と「観察力」、それから突発したできごとに対する「対応力」を養うことができたと感じています。というのも、なにか設備に異常があった時には、私たちがいち早く原因を見極め、極力現場に影響のない対応をしなければなりません。また、それぞれの課の人に納得してもらったうえで作業を進める必要があるので、伝え方、言葉の選び方には特に気を配っていますね。
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Y
Jさんと話すとき、いつも丁寧に対応してくださるので私は安心して働くことができていますよ。
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J
そう言ってもらえると、とても嬉しいです。
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Y
品質管理課も一つの商品づくりのために、各課との調整役のような役割を果たすことがあります。お願いをすることがあれば、あらゆる方面からエビデンスを集めたり、少しでもリスクがあればすぐに相談したりするなど、納得して業務に取り組んでもらえるよう心がけていますね。他の課に比べて、商品づくりの全体像をしっかり把握する必要のある課でもあるので、職場環境を俯瞰する力も身につきました。
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C
Yさんのような経験豊富な方がそばにいると安心できます。
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Y
本当ですか。なんだか照れますね。
個性や得意分野を認め合いながら、チームで活躍できる。
―皆さんにとって「ヤクルト本社らしさ」とは、どのようなものだと思いますか?
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Y
社員同士の距離が近いことでしょうか。工場と聞くと、淡々と自分の作業をこなしていく印象がありました。しかし当社は、課内はもちろん、課を超えて助け合いながら働くことができています。実際に現場にいて、どうですか?
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C
私もそう思います。チームが大変な時には、他のチームの人が何も言わずにすぐに察してサポートに入ってくれたりすることもあり、とてもありがたいですね。
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J
当社には困っている人がいたら、助け合おうとする風土があると思います。
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Y
多くの人と連携するということもあり、自然と周りの状況を理解し、協力する姿勢が身についているのかもしれませんね。だからこそ、お互いに壁を感じることなく自分の意見をしっかり伝え合っていますし、何かあったら相談したり、ちょっとしたアイデアをぶつけてみたりと、風通しよく働くことができていますよね。
―教育や研修制度など、社員をサポートする仕組みについてはいかがですか?
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J
OJTはもちろん、研修が充実しています。富士裾野工場では社員自らが講師役になって社員に何か教えるというしくみがあり、とても素敵だと思っています。
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Y
そうそう。私も以前、商品づくりの全体像を社員にレクチャーするために講師役を務めました。教えることで、どんな情報をよりほかの課に共有すべきか、今一度考えるきっかけになり、自身の成長にもつながったように感じます。
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J
日々一緒に働いている人が、その人の言葉でレクチャーすることに大きな意味がありますよね。現場の声を共有し合うこともでき、ますます部署間の連携も強めながら働くことができます。それに、自分の強みやスキルをすぐに活かせるのは、自信にもつながりモチベーション高く働けると思います。そういえば、Cさんにも中国語の講師役をお願いしようと思っています。よろしくお願いします!
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C
頑張ります!!
あとは、みんな健康意識がとても高いですよね。私は当社で働き始めて、生活習慣や食事にも気を配るようになりました。 -
Y
わかります。私も22時には布団に入っていないとダメです(笑)。やっぱり世の中に健康を届ける会社で働いているのだから、私たちが健康でないといけませんね。
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J
確かにそうだね。そのせいか、先輩社員の方も動きがとても機敏で驚かされますよ。
さまざまな視点から、会社に貢献していきたい。
―では、皆さんの今後の目標を教えてください。
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C
将来は、得意の中国語を活かして海外工場で活躍することを目標にしています。国内工場と海外工場を行き来することで視野を広げ、海外を含めたヤクルトグループ全体の成長に貢献していきたいです!
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Y
若手がこう語ってくれると、本当に頼もしいです!!
私の目標は、とにかくこれからも「安全・安心」な商品を供給し続けることです。そのために、働く環境づくりにも貢献していきたいと思います。ストレスや不安から来る見えないリスクを今以上に軽減し、誰もが気持ちよく、工場での仕事に集中できる職場づくりに挑戦したいです。 -
J
Yさん、とても良い着眼点だと思います!
この会社に勤めて10年が経過し、時代に合わせて、商品も働き方も大きく変化してきました。これからも、より良い工場のあり方、より良いチームマネジメントのあり方について知見を深め、実践していきたいですね。私は、いずれ本店に所属して組織づくりの面でも貢献していければと思います!
―最後に、現在住まれているところの暮らしについても教えてください。
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C
水も空気もおいしくて、とてもいいところです。それに、毎日富士山を拝めるのはやっぱり気分がいいですよ。勤務を始めたばかりの頃は、感動して毎日写真を撮っていました。
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J
富士裾野は自然も豊かで、休日はドライブしたり、キャンプに行ったりする社員も多いですよね。アウトドアが好きな方にはピッタリの勤務地なのではないでしょうか。
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Y
あとは工場内のさまざまな人が集まってゴルフに行くこともありますよ。そういった交流も活発で、みんな楽しく働くことができているので安心して入社してきてほしいですね。
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―皆さん、今日はお話ありがとうございました!