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国際事業 徹底した現地主義で、世界の人々の健康に貢献

 国内における、人の健康に有益な働きをする生きた微生物「プロバイオティクス」飲料のパイオニアである当社は、1964年から海外へ進出。台湾を皮切りに、アジアやヨーロッパ、オーストラリア、中南米へとネットワークを広げてきました。現在は海外29事業所を中心に、日本を含む40の国と地域で販売を展開しています。海外における乳製品の販売本数は、2022年には年間で1日約3,155万本になりました。
 そんなヤクルトの国際事業は、現地生産、現地販売を基本とする「現地主義」。ヤクルトレディ、社員の採用を積極的に行い、現地の雇用創出にも貢献しています。独自の販売システムであるヤクルトレディによる宅配も多くの国と地域で実施し、現在は海外で約50,000人のヤクルトレディが活躍しています。
 さらに、現地の生活文化や食習慣に応じて、健康情報誌の配布やシンポジウムを開催するなど、予防医学の普及にも力を入れています。徹底した現地主義で世界の人々の健康に貢献することが、国際事業のミッションです。

国際事業

プロジェクト相関図

相関図:国際事業

進出予定国の決定

新たなマーケットを
世界中のフィールドから選ぶ

関係機関を通じて、各国の国土概況、市場概況といった基礎情報を収集し、進出予定国を決定。

市場調査の実施

選んだ国のポテンシャルを探る

事前調査の後、現地へ出向き、現地の方々へのインタビューや現地企業・政府機関への訪問、住宅街・スーパーでの市場視察などを通じて市場性や課題などを調査する。

市場調査の実施

事業計画書の策定

海外に設立する新会社の未来構想

調査で得られた情報に基づき、事業計画書を作成。社内での検討を経て、当該国への進出を決定。

生産部門

工場をつくり、いよいよ生産開始

工場用地の視察・決定、ゼネコンの選定、工場設計図の作成などを行い、本生産を開始する。

現地法人の設立

いざ、未開の地にプロバイオティクスを

現地法人の設立に必要となる申請書類を準備し、関係省庁に提出。

経理・総務部門

販売開始に向けたシステムづくり

銀行口座の開設や会計システムの導入、就業規則の作成など。

営業部門

現地社員の採用を行い、販売活動の準備

現地社員の採用・教育、店頭納入の交渉や宣伝制作の準備。営業活動に備えて車輛や資機材などの必要資材を購入。

営業部門

販売開始

販売開始