入社以来、ヤクルト本社の資金管理を担う経理部財務課に在籍しています。財務課の役割は会社の資金管理です。その中で主な業務は大きく二つあります。一つ目は、各部署から集めた支払や入金情報をチェックし、資金繰り予定表を作成して資金の流れを把握し、預金残高が不足しないよう資金調達をすることです。二つ目は、キャッシュフロー計算書を作成して資金の流れを分析し、経営層に報告することです。なかでも私は、預金および支払業務の担当として、入金情報に誤りがないか、取引先に正しく支払われているかを確認しています。当然正確さを求められる仕事であり、大事な資産を扱うため確認漏れ等がないように日々丁寧に業務にあたっています。また、正確に業務に対応するためには自分自身が健康でいることが何よりも重要であると考えており、当社の商品を飲用することはもちろんのこと食生活等にも気を配っています。

近年、会計分野のデジタル化が急速に進んでいます。このような変化に対応することが、私にとって大きな挑戦になっています。当社では、こうしたデジタル化の動きに加えて、新しい働き方に対応した「業務のあり方」を改めて考え、新システムの開発を検討しているところです。業務の効率化を実現するためには、実際にシステムを使うユーザー目線で開発を進めることが大切です。そこで、社内外の関係者と密に連絡を取り、打ち合わせを重ねながら、どのようなシステムにすべきか検討しています。大規模なプロジェクトなので責任重大ですが、ユーザーにとって使いやすく、少しでも業務の負担を軽減できるようなシステムにしていけたらと思っています。

経理の知識がまったくなかった私は、入社以来、日々勉強の気持ちで仕事に向き合い、税や会計に関する知識を吸収してきました。専門知識を必要とする難しい仕事ですが、先輩方がとてもやさしく、質問をすると毎回丁寧に答えてくれます。新しい知識を学ぶたびに自分自身の成長を感じられるので、毎日楽しく仕事に取り組めています。また、数字を扱う私たちの仕事では、1円の間違いもあってはなりません。正確さが求められ、何よりも会社の大切な資金を取り扱うのですから責任重大ですが、業務が終わった時に感じる達成感はとても大きいです。これからも専門知識の習得に励み、「経理のエキスパート」をめざし、経理に関する疑問が生じた時に頼っていただけるような存在になりたいです。