仕事内容と健康への想い
広報室では、5つのグループに分かれて、ヤクルトグループの企業情報や商品の特性を社内外のさまざまな人々に向けて発信しています。私はCSR推進室に所属し、環境や社会、自社の持続可能性を高める取り組みであるサステナビリティ活動に関連した情報の収集や発信を担当しています。近年、国連が掲げた持続可能な開発目標「SDGs」への意識が世界的に高まっており、サステナビリティの取り組みは企業の重要課題の一つとなっています。2022年度は、ヤクルトグループのサステナビリティ活動を一般生活者向けに編集した「ヤクルトサステナビリティストーリーズ」を制作し、公開しました。制作にあたって、国内外のヤクルトレディにインタビューした際に、「人々の健康に貢献したい」というヤクルトグループの世界共通の想いが伝わってきました。グループの一体感を感じ取るとともに、広報担当の私自身も「世界中の人々の健康を支えていること」を常に意識しながら業務に取り組んでいこうと、改めて決意しました。
現在の挑戦
サステナビリティの取り組みは、ヤクルトグループに勤務する従業員一人ひとりの理解と行動により実現します。そこで、従業員の意識向上につながる施策として、全社を巻き込んだキャンペーンの企画や社内報の制作などに取り組んでいます。また、サステナビリティの取り組みは、当社のみならず、取引先の方々の協力が重要です。取引先の理解・協力を得ながら、持続可能な調達活動も推進しています。2022年度は「サプライチェーンにおけるCSRリスク管理の強化ツール」を新たに導入しました。今後は、このツールをヤクルトグループの各部署や事業所、工場に向けて浸透させていき、効果的な活用をめざしていきます。サステナビリティを従業員全員に理解してもらうには、根気強く丁寧にアプローチし続けていくことが重要だと感じています。関連部署とやりとりを重ね、CSRリスク管理を強化することの意義やツールの活用法をしっかりと説明していき、一歩ずつ着実にヤクルトグループの持続的な発展の実現に貢献したいと考えています。
仕事のやりがいと今後の目標
ヤクルト本社に入社し、社会人としてキャリアをスタートさせた頃から、広報室の役割や、社会人に必須のビジネスマナー、担当分野であるサステナビリティに関する知識や社会的動向などを学んできました。入社直後はこれらの知識を習得するのに苦労しましたが、そのたびに上司や先輩が手厚くフォローしてくれました。上司や先輩のおかげで、社会人として成長することができ、担当する業務の幅も広がってきました。今では、「支えてくれた諸先輩方に恩返しをし、社会に貢献していきたい」という思いが最大のモチベーションになっています。かつて、私の祖母はヤクルトレディとして50年以上従事し、人々の健康を支えてきました。「祖母の想いを受け継ぎたい」と思ったことが入社の決め手の一つになっており、今もその気持ちは変わりません。これからも、当社の社員として、人々の健康のためにできることを一つひとつ全うしていくつもりです。
9:00 | 出社 ToDoを確認・リストアップ、メールチェック |
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9:30 | サステナビリティの取り組みについて、 生産部門の実務担当者へ取材 |
11:00 | 取材内容のまとめ |
12:00 | 昼休み |
13:00 | 打ち合わせ 関連部署とプロジェクトの内容について検討 |
15:00 | 打ち合わせ内容のまとめ、資料修正 |
17:30 | メールチェック 明日のスケジュール確認後、退社 |