宅配営業部は、その名のとおり「宅配営業」に関わる業務を担う部署です。ヤクルトグループの販売会社で宅配営業に従事している社員やヤクルトレディに対する教育・研修や働く環境の改善を支援しているほか、メーカーとして新商品やリニューアル商品の導入や販売促進計画の立案などを行っています。なかでも私が在籍する宅配企画課では、商品の販売促進策やヤクルトレディの働きやすい環境づくりに向けた労働負荷軽減への取り組みを支援しています。私は清涼飲料の販売促進策の立案を担当しており、ヤクルトレディが営業活動で使う資材制作、話題づくりに欠かせないSNSの管理など、幅広い業務に携わっています。その中で、現場で活動するヤクルトレディと関わることが多いのですが、そのたびに「お客さまの健康に貢献したい」というヤクルトレディの熱い想いに感銘し、大きな影響を受けています。私自身も日々、当社のさまざまな商品を愛飲し、健康の維持に努めています。健康への想いは、当社に勤務するすべての社員に共通したものだと感じています。

宅配事業はヤクルトグループの大きな強みであり、ヤクルトレディによる真心を込めた接客により、お客さまの健康生活を力強くサポートすることができます。しかし、新型コロナウイルスの影響により、対面でのお客さまにヤクルト商品の価値をお伝えする活動が難しくなってきました。そこで、宅配営業部では、TwitterやLINEといった既存のSNSの他に、ヤクルト独自のWebサイト「YakultBASE」を立ちあげ、Web施策を積極的に活用しています。2022年度の夏には、「YakultBASE」を活用した清涼飲料のキャンペーンを実施し、その結果、大きな成果をあげることができ、多くのお客さまに喜んでいただけたと実感しています。当社には「Yakult（ヤクルト）1000」や「ジョア」等の乳製品の他にも健康に貢献でき、喜んでいただけるような魅力的な商品がたくさんあるので、今後もWebサイトを積極的に活用した施策により、さらなる認知の拡大をめざします。

宅配営業部が立案した施策は、全国101の販売会社の社員や約3万人のヤクルトレディに展開されていくものです。とてもスケールが大きく、施策の内容次第で売り上げに大きな影響を与えます。その分、責任も重大ですが、私は「スケールの大きな仕事に携われる」という点に、大きなやりがいを感じています。もちろん、私たちの使命は、最前線で活動するヤクルトレディ一人ひとりをバックアップすることとともに、一人でも多くのお客さまにヤクルト商品をとおして健康をお届けすることです。そのためにも、私がより魅力的で効果的な施策を立案したいと常に心がけています。将来的な目標としては、「私たちは、生命科学の追究を基盤として、 世界の人々の健康で楽しい生活づくりに貢献します。」と企業理念にもあるとおり、グローバル規模で人々の健康に貢献したいと思っています。世界に目を向けると、生活習慣病など多くの健康課題を抱えている人が多く存在します。そのような方々に、ヤクルトの創始者である代田 稔の考えである「代田イズム」をお伝えし、一人でも多くの方に乳酸菌 シロタ株を飲んでいただきたいと考えています。