ヤクルトグループは、コーポレートスローガン「人も地球も健康に」のもと、世界の人々の健康で楽しい生活づくりに貢献するという私たちの使命を実現するべく、サステナビリティを高めるための「6つのマテリアリティ(重要課題)」を特定しました。
特定にあたっては部門を横断した検討ワーキンググループを立ち上げ、「ヤクルトグループにとっての影響度」と「地球と社会の持続可能性にとっての重要度」の2軸でマッピングし、マトリクス分析を進めました。IPCC※1やWEF※2等の報告書も参考にし、さらには外部有識者の協力も得ました。
今後は、6つのマテリアリティをもとに、戦略および計画を策定しながら、企業理念および「人と地球の共生社会」の実現を推進し、ヤクルトグループのみならず、地球や社会の持続可能性を高めていきます。
※1
IPCC:Intergovernmental Panel on Climate Change( 国連気候変動に関する政府間パネル)。5~6年ごとに気候変動に関する評価報告書を公表している。2021年に発表された第6次報告書では、2040年までに産業革命前からの気温上昇が1.5℃になると試算した。温暖化の原因は人間の影響によるものであることは疑う余地がないと断定した。
※2
WEF:The World Economic Forum(世界経済フォーラム)
コーポレートスローガン「人も地球も健康に」を実現し、サステナビリティを高めていくために、バリューチェーンで優先して取り組むべき課題として、社会側面は「イノベーション」「地域社会との共生」「サプライチェーンマネジメント」を特定しました。また環境側面では、気候変動シナリオ分析、水リスク分析等も実施し、「気候変動」「プラスチック容器包装」「水」を特定しました。
ヤクルトグループの企業活動はSDGs17目標の達成に広く関わりますが、マテリアリティを踏まえ、ヤクルトグループと特に関わりが深いSDGs目標は下記8つと捉えています。今後も、ヤクルトグループ一体となって、SDGs達成に向けた貢献を推進していきます。