ヤクルトグループのサプライヤーの皆さまと協働して取り組む「CSR調達の推進」は、健康に役立つ商品の生産・販売や、持続可能な社会づくりに貢献するさまざまな活動を支える重要なテーマです。
サプライヤーの皆さまと積極的なコミュニケーション活動を行い、サプライチェーン全体で社会・環境に与える影響への配慮やリスクの軽減を行い、社会の持続可能性を高めていきます。
持続可能な社会づくりに貢献し、責任ある調達活動を行うために、ヤクルトグループでは「CSR調達方針」を定めています。さらに、実効性をもってCSR調達を推進するため、2020年7月に「ヤクルトグループ サプライヤーCSRガイドライン」を策定しました。新規取引を開始する場合を含めた国内外すべてのサプライヤーに対して、責任ある調達活動に関する依頼事項をまとめたものです。ガイドライン記載の依頼事項については、アンケートなどを通じて取り組み状況を確認させていただき、問題が確認された際には改善に向け適切な対応を行います。
原材料調達や製造委託に関わる従業員に対して、CSR調達方針の趣旨や、持続可能な社会構築に向けた責任ある調達活動について、情報提供および教育を実施しています。
「CSR調達の推進に向けた勉強会」「CSR調達推進会議」「CSR調達研修会」を開催して、持続可能なサプライチェーンマネジメント構築に向けた各種施策の立案や実現を推進しています。
「Newヤクルト」は、生きて腸内まで到達し、腸内環境を改善する「乳酸菌 シロタ株」を、1本(65ml)に200億個含んだ乳製品乳酸菌飲料です。「Newヤクルト」の原材料である脱脂粉乳、糖類、香料、包装資材などを供給していただいているサプライヤーの皆さまに支えられて、製造しています。
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一次サプライヤー数(一次サプライヤーが商社の場合には二次サプライヤーも含みます。)
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主要原材料は、複数社からの購買を推進し、調達リスクを分散
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各製品の販売傾向や原材料調達のリードタイム等を考慮し各原材料の適正な在庫を管理
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一部原材料においては、サプライヤーと年間数量確保の契約を締結
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CSR調達方針に基づき、環境、人権、労働、安全衛生、腐敗防止等のリスクを洗い出す
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アンケート結果は各社にフィードバックし、CSRの意識を高め、CSR調達に関わる取り組みの改善を促進
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サプライヤーの皆さまに対して、当社方針を説明し、共通の課題認識をもってCSR調達を推進していくために、サプライヤー向け方針説明会を開催、約400人が参加(2021年10月)
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新規サプライヤーの選定においては、品質水準に合わせて社会・環境課題への対応内容について明確な基準を設定
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品質調査の実施:「安全・安心」で高品質な製品製造のために、製品と品質管理の仕組みについて、製造委託先を定期的に調査
ヤクルト用マルチシュリンクフィルムをはじめ、各種プラスチックフィルムをご採用いただいております。弊社においては昨今のプラスチックに係る環境問題への対応はフィルムメーカーとして最重要課題と認識しております。
ヤクルト本社様とは環境負荷低減を中心に取り組み、「ミルミル類」集積用シュリンクフィルムでは約8%のプラスチック使用量を削減、昨年から「はっ酵豆乳」用マルチシュリンクフィルムではバイオマス化の開発・市場投入を行いました。
今後も「ヤクルトグループ環境ビジョン」達成に向け、ともに開発を進めてまいります。
大倉工業様には、当社乳製品および清涼飲料向けのさまざまなプラスチックフィルムを供給していただいており、当社の環境問題におけるマテリアリティ(重要課題)の一つである「プラスチック容器包装」の分野では、多大なご協力をいただいています。
「ヤクルトグループ環境ビジョン」を達成するには、大倉工業様をはじめ、サプライヤーの皆さまのご協力が不可欠です。引き続きよろしくお願いいたします!