ヤクルトモズクエキス(FC)は、TNF-αの産生を抑制し、日焼け時の肌の炎症を抑えるほか、メラニン細胞に作用し、メラニン色素の生成を抑制します。また、皮膚中の活性酸素を減らし、皮膚をすこやかに保ちます。
紫外線を浴びると、表皮細胞からTNF-α等の炎症作用物質が産生され、局所的な炎症を引き起こします。
これが日焼けによるヒリツキ感の原因です。
ヤクルトでは、モズクエキスの効用を繰り返し研究してきましたが、そのひとつとして、紫外線照射によるTNF-αの産生を抑制することを確認しました。
紫外線(UV-B)を浴びると、表皮の一番奥の基底層にあるメラノサイト(メラニン細胞)が、濃い色のメラニン色素を作り出します。そして、この濃い色のメラニン色素が表皮細胞に移行することで、シミが形成されます。
ヤクルトモズクエキス(FC)をメラニン細胞に作用させたところ、濃度に応じてメラニン色素の生成が抑制されることが分かりました。
紫外線を浴びると、皮膚の中で活性酸素が発生します。活性酸素は、脂肪酸などを酸化させて過酸化脂質を作ってしまい、これが皮膚の老化の特徴であるシワ・シミ・タルミの原因になります。
この活性酸素に対して、ヤクルトモズクエキス(FC)がどの程度作用するか調べました。すると他の褐藻類に比べ、活性酸素の消去率が大変優れており、抗酸化作用がとても高いことが分かりました。
試験項目 | 規格値 |
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外観 | 茶褐色透明な液体で沈殿物等がないこと |
におい | わずかに特異なにおいがあること |
pH | 5.0±0.5 |
フコース量 | 0.8〜1.2% |
ウロン酸量 | 0.2〜0.5% |
一般細菌 | 検出されないこと |
分子量 | 中心分子量10,000以上 |
一部抜粋
容量・荷姿 | 1kg(ポリ容器) |
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注意事項 | 直射日光を避け、冷暗所に保管してください。 使用期限は製造後2年です。(開封前) 開封後は直ちに使用してください。 |