ヤクルトは、日本の工場で培った「安全・安心」で高品質な商品の生産技術を各地に移転しています。現地での生産・販売を基本とする「現地主義」に則って地域に根差した事業を展開しており、工場見学を地域との重要なコミュニケーションの一つと位置づけています。
ヨーロッパヤクルト・アルメア工場の工場見学プログラムをご紹介します。
基本情報
工場見学は、ヤクルトに興味を持つ皆さまに、当社の理念や商品、生産工程をじっくりとご説明できる貴重な場です。各地で、楽しみながらヤクルトの想いや生産工程を学べる「見せる工場」を目指しています。
ヨーロッパヤクルト・アルメア工場は、1996年の生産開始以来20万人以上の見学者を受け入れています。児童・生徒や地域の皆さまをはじめとした一般消費者はもちろん、取引先の皆さまに対しても、定期的に工場見学にご招待しています。
工場見学ツアーでは、従業員が案内係となり、約1時間半にわたり丁寧に解説しながら各工程を案内します。工場には見学のための専用通路を設けており、生産ラインを間近に見ることができます。
工場見学を通じて、これからも消費者、取引先をはじめとしたステークホルダーの皆さまと深い信頼関係を築いていきます。
ヤクルトは世界各地の工場で工場祭を実施しています。
2004年に生産を開始したマレーシアヤクルトでは、“日本風”のイベントやテナントで、遊びと学びの両方を提供する工場祭を毎年実施しています。
お寿司づくり体験、コスプレコンテストなどのイベントのほか、日本のお祭りでおなじみのヨーヨー釣り、スーパーボールすくい、たこ焼きなどの屋台が立ち並びます。工場見学ツアーも開催されており、毎年大盛況です。
地域の皆さま、愛飲者の皆さまとの交流を深めるだけでなく、「ヤクルト」が「安全・安心」に製造されていることや菌の科学性を訴求する貴重な機会となっており、ブランドイメージの向上にもつながっています。