特集1 健康

ヤクルトグループは健康増進に役立つ商品を創出することはもちろん、ヤクルトレディによる販売などを通じて、健康に関連するさまざまな情報をお客さまにお伝えする活動も推進しています。
メキシコヤクルト株式会社では、レシピカードの配布や、健康セミナーの開催などを通じて、地域の皆さまの健康意識の向上に貢献しています。

メキシコヤクルトは35年以上にわたり、店舗での販売とヤクルトレディによる販売の2つの販売形態で地域に親しまれてきました。その販売エリアと販売本数は着実に拡大しており、メキシコ全土における1日平均販売本数は約368万本で、人口比※は約3.8%となっています。
人口約1億3,000万人弱を擁するメキシコでは、食文化や運動量の減少などが原因で肥満率・糖尿病有病率が上昇傾向にあり、大きな問題となっています。一方で、幼児の7人に1人が栄養失調の状態にあるとされています。正しい食生活や栄養、消化器官の働きについて理解している人は少なく、政府は危機感を持ち、食生活改善を促進する取り組みを行っています。

そこでメキシコヤクルトでは、健康に役立つ商品の販売だけでなく、さまざまなアプローチで楽しく健康を学んでもらう活動を実施しています。
※ 1日平均販売本数を販売対象人口で割って算出した浸透状況の目安

レシピカードの説明を聞くお客さま

ヤクルトレディ向け研修会

子どもの健康、福祉、教育の改善を目指すユニセフと、「人々の健康で楽しい生活づくりに貢献する」という理念を持つヤクルトは、活動方針で共通する部分が多く、ともに活動することでメキシコ社会のお役に立てるとの双方の合意のもと、2016年8月に提携に至りました。

2017年には、メキシコヤクルトはユニセフが考案した健康増進に役立つレシピカードをヤクルトレディがお客さまにお届けする活動を始めました。レシピカードには栄養情報に加え、家庭でできる子どもの生活改善のアドバイスも掲載しています。

レシピカードの目的や内容をお客さまに正確に伝えられるよう、社員による研修会も開催しています。ヤクルトレディの多くは家庭の主婦であることから、子どもの食生活改善という活動の意義に賛同し、積極的に研修会に参加しています。2017年は約1,400人のヤクルトレディが、約14万世帯のお客さまにレシピカードを届けました。今後も徐々に規模を拡大する予定です。

メキシコの学校教育では消化器官についてごくわずかしか触れられず、それぞれの働きがほとんど知られていません。そこで、消化器官の働きや腸、腸内細菌などについて知ってもらうべく「健腸プロジェクト」が発足しました。

2014年以降、「消化器官・腸の働き」「腸内細菌」「乳酸菌 シロタ株の働き」「免疫」「プロバイオティクス」のテーマでチラシを作成し、ヤクルトレディや営業社員が配布しました。

メキシコヤクルトでは、定期的に無料の健康セミナーを開催しており、お客さまへ正しい食生活の情報や「乳酸菌シロタ株」の効能をご説明し、ご理解いただいています。

お客さまに正しい健康知識を得ていただくとともに、お客さまとのより深い関係構築の場ともなっています。

VOICE

メキシコでは、腸の機能や働きを理解している方はごく少数です。消化器官の機能や構造をご説明し、腸内環境の改善に「乳酸菌 シロタ株」が役立つ理由をご紹介して、お客さまにご理解いただくことは、とても重要なことだと思います。


商品を購入したお客さまから、「体調が良くなった」と感謝の言葉をいただく時に仕事のやりがいを感じます。
主婦だった私が、地域の皆さまの健康に貢献できていることを大変うれしく思います。


ヤクルトの商品は5年前から愛飲しています。健康に良い料理のレシピと、家庭でできる子どもの生活改善の情報はとても気に入りました。レシピは冷蔵庫に貼って、孫たちの食事を作るときに利用しています。
一番いいなと思ったのは卵のタコスです。本当に簡単に作れて、とても栄養価が高いからです。これからも実用的で楽しいレシピを届け続けてほしいと思います。

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