一人の「真心」から生まれた「愛の訪問活動」
「愛の訪問活動」は、ヤクルトレディが商品をお届けしながら、一人暮らしの高齢者の安否を確認したり、話し相手になるという活動で、1972年から続けられています。
この活動は、福島県郡山市の一人のヤクルトレディが、誰にも看取られずに亡くなった一人暮らしの高齢者の話に胸を痛め、担当地域に暮らしている一人暮らしの高齢者に自費で「ヤクルト」をお届けしたことが始まりです。
この活動に販売会社や地域の民生委員の方々が共鳴し、さらには自治体をも動かして全国的に広がっていきました。「愛の訪問活動」は、ボランティア活動に携わる方々や行政からも非常に高い評価をいただき、1991年には、経済広報センターから「優秀企業広報特別賞」を、1994年には「ボランティア功労賞」として厚生大臣(当時)の表彰を受けました。