ヤクルトグループのマテリアリティ
ヤクルトグループは、コーポレートスローガン「人も地球も健康に」のもと、世界の人々の健康で楽しい生活づくりに貢献するという私たちの使命を実現するべく、「サステナビリティを高めるための6つのマテリアリティ(重要課題)」を特定しています。
特定にあたっては部門を横断した検討ワーキンググループを立ちあげ、「環境」「社会」「ガバナンス」「事業」の観点から項目をリストアップして、「ヤクルトグループにとっての影響度」と「地球と社会の 持続可能性にとっての重要度」の2軸でマッピングし、各軸を「極めて重要」「重要」「中庸」に区分し てマトリクス分析を進めました。IPCC※1やWEF※2等の報告書も参考にし、さらには株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所のご協力も得ながら議論した結果、ヤクルトグループにとっても人と地球の持続可能性にとっても極めて重要と考えられる6つを特定しました。
6つのマテリアリティをもとに、戦略および計画を策定しながら、企業理念および「人と地球の共生社会」の実現を推進し、ヤクルトグループのみならず、地球や社会の持続可能性を高めていきます。
また、変化する社会に対応するため、ステークホルダーの意見も伺いながら、マテリアリティを定期的に見直していくことも検討します。
- ※1 IPCC:Intergovernmental Panel on Climate Change( 気候変動に関する政府間パネル)。5~6年ごとに気候変動に関する評価報告書を公表している。2018年に発表された「1.5℃特別報告書」では、現在より気温が2℃上昇した場合の影響を報告し、現在より1.5℃未満の上昇に抑える重要性が指摘された。
- ※2 WEF:The World Economic Forum(世界経済フォーラム)
マテリアリティ特定プロセス
サステナビリティを高めるための6つのマテリアリティ
コーポレートスローガン「人も地球も健康に」を実現し、サステナビリティを高めていくために、バリューチェーンで優先して取り組むべき課題として、社会側面は「イノベーション」「地域社会との共生」「サプライチェーンマネジメント」を特定しました。また環境側面では、気候変動シナリオ分析、水リスク分析等も実施し、「気候変動」「プラスチック容器包装」「水」を特定しました。
ヘルスケアカンパニーへの進化、菌の科学性の追究、新商品・サービスの提供、資源の有効活用 等
地域に密着したつながり、健康情報のお届け、「安全・安心」な健康商品の提供 等
取引先との健全なつながり、CSR調達の推進、原材料の安定調達 等
マテリアリティを通じたSDGsへの貢献
ヤクルトグループの企業活動はSDGs17目標の達成に広く関わりますが、マテリアリティを踏まえ、ヤクルトグループと特に関わりが深いSDGs目標は以下の8つと捉えています。今後も、ヤクルトグループ一体となって、SDGs達成に向けた貢献を推進していきます。
マテリアリティ | 貢献するSDGs |
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イノベーション |
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地域社会との共生 |
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サプライチェーンマネジメント |
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気候変動 |
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プラスチック 容器包装 |
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水 |
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