ニュースリリース
第22回ヤクルト健康調査
団塊世代に聞く健康意識調査
2006.03.28商品
☆心と体の元気度:8割が心も体も元気、日常生活も充実している
- 心が元気な人は全体で78%、男性(75%)よりも女性(82%)が元気
―特に主婦では「心がとても元気な人」が22%とパートの2倍の元気度で群を抜く - 体が元気な人は男女ともに81%
元気の源は男女共に「食事」が第1位
―2位以下は男性「寝ること」「酒」「仕事」に対し、女性は「旅行、ドライブ」「友人」「子ども」と男女間での意識の違いが顕著- 日常生活が充実している人は全体で85%、男性(83%)よりも女性(88%)で充実度が高い
☆健康管理:7割が「健康に自信あり」、5割が「腸の健康に乳酸菌」
- 健康に「自信がある」人は全体で69%、女性(67%)よりも男性(71%)で自信を持っている
- 「腸の健康」のために気をつけていることは、全体で「乳酸菌をとる」が50%とトップ
―「乳酸菌をとる」は男性(36%)より女性(66%)で特に高い。なかでも東京の女性(80%)が群を抜く - 食生活における健康管理の採点は全体で71点
―食生活で気をつけていることは「塩分をひかえる」(45%)「栄養のバランスに気をつける」(42%)「1日3食を食べる」(41%)が全体のトップ3
―ただし、男性では「食べ過ぎない」が1位に浮上
☆定年後の生活:全体的に明るいイメージ、団塊の男性はまだまだ働く!
- 定年後は「好きなことができる」(41%)がトップで全体的に明るいイメージ
─明るいプラスイメージが悲観的で暗いマイナスイメージを圧倒
「元気でいられる」>「病気がち」、「のんびりしている」>「あくせくしている」
―特に女性で「好きなことができる」(45%)「のんびりしている」(36%)と非常に明るいイメージ、男性は定年後も「働く」イメージを持っている人(42%)が多数派 - 精神面ではメリット、経済面ではデメリットの意識が顕著
―精神面では「特にデメリットなし」(56%)「好きなことができる」(43%)「時間に余裕が出来る」(42%)といったメリット意識、経済面では「医療費がかさむ」(36%)「生活に余裕がなくなる」(35%)「金銭的に困る」(18.5%)とデメリット意識が目立つ
☆LOHAS:ロハスは知らなくても、ロハス志向
- LOHASという言葉を全体の81%が「知らない」
―しかし、「今後は自然の多い所に住みたい」人が40%
日本の高度経済成長を支えた団塊世代は、様々な需要と流行を作りながら日本を牽引してきました。その団塊世代がもうすぐリタイアの時期を迎えます。その結果、従来イメージされてきたシニア層の像がこの団塊世代によって劇的に変化しつつあります。
そこで、今回で22回目となるヤクルト健康意識調査では、調査対象を団塊世代にフォーカスし、彼らの健康意識、定年後の第二の人生に向けたライフスタイルを浮き彫りにするため本調査を実施致しました。
なお、当ニュースリリースの他に詳細な報告書もございます。ご入用の際にはお問い合わせ下さい。
【実施概要】
調査目的:団塊世代の健康意識、実態、定年後の第二の人生に向けたライフスタイルを浮き彫りにする。
調査対象:東京、大阪在住の1947年~1949年生まれの男女、合計400サンプル
調査方法:訪問留置法
調査期間:2006年1月7日~1月21日
回答者の属性:
全体 | 400s | 100.0% | |
性別 | 男性 | 200s | 50.0% |
女性 | 200s | 50.0% | |
地域 | 東京 | 200s | 50.0% |
大阪 | 200s | 50.0% | |
生年 | 1947年 | 133s | 33.3% |
1948年 | 132s | 33.0% | |
1949年 | 135s | 33.8% | |
職業 | 会社員 | 149s | 37.3% |
自営業 | 82s | 20.5% | |
パート、アルバイト | 65s | 16.3% | |
主婦 | 98s | 24.5% | |
無職 | 6s | 1.5% |
【調査結果の概要】
団塊世代はおおむね充実した日常生活をおくっていて、心も体も元気です。 その源は「食事」や「睡眠」等、規則正しい生活を行うことにあることが認識されています。 健康に関しては女性よりも男性の方が自信を持っていますが、女性の方が食生活に気をつけている人が多く、「塩分をひかえる」「栄養のバランスに気をつける」といった配慮をしている人が多いようです。腸の健康についても、男性より女性の方が、乳酸菌を積極的に摂取しています。 また、定年後のイメージは「好きなことができる」「のんびりとしている」といった前向きで明るいものが多く、特に女性は楽観的なイメージを持っているようです。定年後に住みたいところとして、「自然の多いところ」が40%と多数派ですが、「そうは思わない」という人も36%と拮抗しています。 団塊世代は全体として現在の日常生活、心と体の健康面ともに充実しており、定年後に関しても“のんびりと好きなことをする”といった楽観的な明るいイメージを抱いているようです。これまでシニア層は、ひっそりとした年金生活、病院通い、健康不安といったイメージで見られがちですが、団塊世代は自らを全くそのようにイメージしておらず、定年後も健康で充実したライフスタイルを目指しています。 |