ニュースリリース
ヤクルト中央研究所の本館を建て替え
2005.08.09研究開発
株式会社ヤクルト本社(社長 堀 澄也)では、中央研究所(所在地 東京都国立市谷保)の本館を平成22年(2010年)3月に完成予定で建て替えを行ないます。
当社は、昭和42年、東京都国立市谷保にプロバイオティクス研究の拠点として中央研究所を設立し、その敷地内に本館(3階建て)を建築しました。この中央研究所の本館は、研究所事務部門およびプロバイオティクス食品の研究開発棟として築後38年が経過し、老朽化が進行しています。また、技術革新が進む今日において、時代に対応した最新設備を備えた研究施設が必要となっています。
ついては、この本館を、研究所事務業務とプロバイオティクスおよびシンバイオティクス研究の施設として建て替えます。新しくなる本館は、多目的に使用できる研究室や実験室を備え、プロジェクト課題や共同研究に効率的かつ機動的に取り組める最新の食品研究施設(5階建て)に生まれ変わります。
詳細な内容は、下記のとおりです。
記
当社は、昭和42年、東京都国立市谷保にプロバイオティクス研究の拠点として中央研究所を設立し、その敷地内に本館(3階建て)を建築しました。この中央研究所の本館は、研究所事務部門およびプロバイオティクス食品の研究開発棟として築後38年が経過し、老朽化が進行しています。また、技術革新が進む今日において、時代に対応した最新設備を備えた研究施設が必要となっています。
ついては、この本館を、研究所事務業務とプロバイオティクスおよびシンバイオティクス研究の施設として建て替えます。新しくなる本館は、多目的に使用できる研究室や実験室を備え、プロジェクト課題や共同研究に効率的かつ機動的に取り組める最新の食品研究施設(5階建て)に生まれ変わります。
詳細な内容は、下記のとおりです。
- 1.建設の基本コンセプト
- (1)プロバイオティクスやシンバイオティクス研究を中心とした基礎研究に重心を据え、機能別研究から得られた成果をジャンル別商品化研究にスピーディに反映させ、品質・安全性保証を重視した生産性のある「もの創り」を行なう研究所にする。
- (2)周辺環境との調和に十分配慮し、環境対応に優れた「森の中の研究所」とする。
- ※森の中の研究所:『湧き水と森林の緑に溶け込んだイメージ』のヤクルト研究所
- (3)建物は、敷地周辺に立川断層があることから、地震災害にも強い免震構造を採用し、セキュリティーシステムを充実させて、安全で安心度の高い研究所にする。
- (2)周辺環境との調和に十分配慮し、環境対応に優れた「森の中の研究所」とする。
- 2.内容
- (1)工事着工 平成18年(2006年)3月予定
- (2)工事完了 平成22年(2010年)3月予定
- (3)工事概要
- ・本館を食品研究施設(5階建て)に新たに建て替える。
- ・安全性試験研究棟の改修増築を行なう。
- ・排水処理場及びエネルギー棟を新設する。
- ・既設の研究所本館・開発試験棟を撤去する。 等
- (4)敷地面積 21,257.39 ㎡
- (5)建築面積
- ・食品研究棟 2,650㎡
- ・エネルギー棟 510㎡
- ・安全性試験研究棟 1,470㎡
- (6)延べ面積
- ・食品研究棟 8,000㎡
- ・エネルギー棟 1,300㎡
- ・安全性試験研究棟 3,650㎡
- (7)設計者 株式会社日建設計(所在地:東京都千代田区)
- (8)費 用 約78億円
以 上
- (2)工事完了 平成22年(2010年)3月予定