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主なQ&A

  • Q 国内飲料食品事業の営業利益率は、乳製品の値上げ効果もあって改善しています。通期修正計画では5.6%の計画ですが、営業利益率は、今後更にどれくらいまで改善していけると考えているのでしょうか。

    今期は、ヤクルト400類の価格改定を実施し、更に値上げ後も販売数量が増加したことから、上期の国内飲料食品事業の営業利益率は改善しました。今後は、当社全体の営業利益率に近づけていきたいと考えています。
  • Q 国内飲料食品事業の通期修正計画では、営業利益が7億円の減益計画となっていますが、その要因を教えてください。

    国内飲料食品事業のセグメントには、海外事業所からのロイヤリティ収入が含まれています。これが為替影響で減ったため、計画を修正しています。
  • Q 上期の単体の広告費は、前年同期よりも12億円増加していますが、下期は前年同期よりも30億円増加する計画になっています。下期が大幅に増加する要因を教えてください。

    単体の広告費は、年間112億円のうち、上期実績が12億円増の57億円、下期は30億円増の55億円となる見込みです。具体的には、前期の上期に発生したディズニー映画や世界水泳等への広告が、今期は、下期に発生する見込みとなっていることから、前期との差異が生じています。
  • Q 御社の広告はTVCMが主体と思われますが、広告単価を下げていく意味でも、デジタルマーケティングへの取り組みをどのように考えているのか教えてください。

    多くの人に目立つのはTVCMですが、インターネットを活用した動画広告等も行っています。しかし、そのボリュームはまだ少ないので、今後は、多くの消費者に認識していただけるようにデジタル広告にも経費を投入していきたいと考えています。
  • Q 通期修正計画では、アジア・オセアニアの営業利益率が低下しています。中国の状況など、その背景について教えてください。

    アジア・オセアニアの営業利益率の低下の主な要因は、1-3月に広州の販売数量が低下したことから、広告や販売促進に経費を投入したためです。経費投入の結果、4-6月の広州の販売数量は、前年比106.9%、7-9月では同107.9%と回復しています。
  • Q 中国全体の7-9月の販売数量は2桁伸長になりました。主に景気影響を受けやすい店頭チャネルに多くの経費を投入した成果ではないかと推測しています。今後の中国における成長の継続性について手応え感を持っているのか教えてください。

    中国全体の販売数量は、広州が回復してきたことにより7-9月のピーク時期に向けて伸びてきました。販売地域を拡大し、営業活動と広告展開の相乗効果で伸びたと考えています。また、ヤクルトライトの需要も力強さのベースを持っていますので、中国事業には手応えを感じています。
  • Q 中国では、今まで多額の経費をかけなくても販売数量が伸びてきたように思いますが、今後は、多額の経費を投入しないと2桁伸長が難しくなるのでしょうか。

    中国では、従来から相応の経費投入を行いながら販売数量を伸ばしてきました。今後も2桁伸長を目指すうえで必要な経費は投入していきます。
    売上高を増やしていくことの方が重要であり、売上高を上げて利益を出すために経費を使っていくという考え方を基本としています。
  • Q 海外での乳製品市況が上昇しているので、来期は原材料高になると推測しています。今後、海外で値上げを行なうことは考えられますか。来期以降の海外の価格政策について教えてください。

    ヤクルトの原材料は脱脂粉乳が主体です。現在、脱脂粉乳の海外市況は緩やかな上昇傾向にあることは認識しています。海外の価格政策の考え方については、原材料価格だけでなく、インフレ状況や商品構成なども踏まえて、国ごとの状況に応じて実施していきます。
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