主なQ&A
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原材料の高騰が続いていると思いますが、どのような状況ですか。
中間決算説明会において、原材料や仕入れ商品価格高騰の影響は前年度より約10億円超と説明していますが、その見込みは今も変わりません。主な影響内容は、粉乳が通期で若干高くなる見込み、糖類、樹脂については大幅な値上げとなっています。 -
中間決算説明会の際に乳製品の値上げについては検討中との事でしたが、今後どうするつもりですか。
できるだけお客さまの負担にならないよう、メーカーのコストカットでの吸収を試みています。しかし原材料の高騰もしばらく続くと思いますので、費用削減で吸収しきれなくなった場合は、値上げも解決策の一つとして考えています。ただ、少しでもお客様の負担にならないよう、現在、検討中です。 -
第3四半期のみで見ると、海外と医薬品は好調な推移にも関わらず、国内飲料事業は減益のようです。要因は何でしょうか。原材料高の影響だけでなく、それ以外のところも含めて内訳を教えてください。
営業費用の面で原材料高騰の影響が出ている以外に、それ以外に、ヨーグルト「LCS100」の広告費、国際大会の費用等を中心に、販売費が前年度と比べて18億円ほど増加しています。また一般管理費についても人件費や税制改正に伴う減価償却費の増加があるため、全体的に経費が増加しました。 -
タイの株式を取得するそうですね。タイの売上高は約60億円と聞いていますが、来期以降の業績における利益の貢献度、持分法のインパクトはどの位になりますか。
国際事業の業績は地域別で出していますが、国別には開示していませんので具体的な数値についてはご容赦ください。しかし、タイヤクルトは安定的な経営をしていますので、持分法会社としてヤクルト本社の利益に必ず貢献します。ただし、株式取得による利益貢献は来期以降になります。 -
地域別セグメントの営業利益を見ると、アジア・オセアニアの上期の利益は、中国が予想より上振れたようですが、第3四半期も同じと考えて良いのでしょうか。以前に中国は、1年前倒しで黒字転換するとお話されていましたが、この勢いだと来期黒字転換することもあり得るのでしょうか。
来期、中国の黒字転換があり得るかどうかという質問ですが、今の計画では考えていません。現在、華東地区、北京の周り、広東省の展開の準備を進めていて、拠点を築いていっている段階です。新しい地区に進出していく時は、マーケティングコストがかかるため、赤字の傾向になります。既存の地区での収益による赤字カバーというバランスを、今年中に築き上げるのは難しいと見ています。 -
EPS、ROEなどの指標を強く意識されていることが分かるのですが、むこう3年間くらいのターゲットを既に計画されているかと思います。出来れば具体的な数字を教えて頂けないでしょうか。
ROEに関しては、かなり強い意識持っています。ですが、主軸としている指標はROEだけではなく、他の数値も総合的に見ているので、現段階ではROEだけを向上させるというものではありません。その数値目標については、現段階では開示していません。
基本的に、利益の部分を毎年向上させていく意識があるということで、ご理解ください。 -
来期、再来期以降も、継続的に自社株買いを行う意志はあるのでしょうか。御社の配当性向についての考え方を確認させてください。
当社としては出来るだけ高い配当を行い、株主還元をして行きたいと考えています。このため今後も、可能な限り配当を高めて行きます。もう一方の自社株買いについても、必要な資本政策の一つとして考えていますので、今後も出来る範囲で継続的に実施して行きます。
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