厚生労働省の統計によると、2011年にがんで亡くなった人は約36万人で、10年前に比べて20%増加しています。多くは、胃がん、肺がん、肝臓がん、大腸がんなどで占められますが、近年では泌尿器系(腎臓、尿路、膀胱、前立腺など)のがんで亡くなる人が増えています。
がんの発症には生活習慣が少なからず影響していますが、本レポートでは、これまでに明らかとなっている膀胱がんの予防に対する乳酸菌 シロタ株の関わりについて紹介します。
1. 膀胱がんについて
2. 表在性膀胱がんの再発抑制に対する乳酸菌 シロタ株の効果
3. 膀胱がんと生活習慣に関する症例対照研究について
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