お知らせ
「こうべ環境博覧会 かんぱく2024」にて乳酸菌飲料容器のリサイクルに関するブースを出展
2024年10月19日に「こうべ環境博覧会 かんぱく2024」(兵庫県神戸市 長田区 ふたば学舎)において、乳酸菌飲料容器のリサイクルに関するブースを出展しました。「こうべ環境博覧会」はみんなで環境について考え、環境活動の輪が広がるきっかけとなるよう神戸市が開催しているイベントです。
当社は、協力企業とともに2023年9月1日から、ポリスチレン素材の乳酸菌飲料容器の回収・再資源化プロジェクトに関する連携協定を神戸市と締結のうえ、ふたば学舎(長田区)およびコミスタ神戸(中央区)内の「エコノバ(資源回収ステーション)」において、専用の回収ボックスを設置し、乳酸菌飲料容器の回収を実施しています。2024年は玉津地域福祉センター(西区)と須磨ニュータウン高倉台近隣センター(須磨区)の2拠点でも容器回収がスタートしたことから本取り組みを神戸市民にPRしました。
ブースでは、(1)回収後の容器のリサイクル方法(マテリアルリサイクル※1/ケミカルリサイクル※2)についてのパネル展示、(2)ヤクルトオリジナルリサイクル定規のプレゼント、(3)ポリスチレン素材の乳酸菌飲料容器のリサイクルなどの資源回収に関するクイズの実施 を通じて、「使用済み空容器は洗うことで、ごみではなく資源になること」を、スタッフから説明しました。
神戸市で回収された使用済み空容器は、PSジャパン(株)のケミカルリサイクルのプラントで再生され、再度、乳酸菌飲料容器に生まれ変わる“水平リサイクル”のための試験研究に使用します。当社では、引き続き、ポリスチレン素材の乳酸菌飲料容器はアルミの蓋をきれいに剥がし、容器をきれいに洗うことで、貴重な資源に生まれ変わることの実証に努めていきます。
※1使用済みポリスチレンを破砕・溶解し、再度ポリスチレンの原料として利用するリサイクル方法。
※2使用済みポリスチレンを高温下の熱分解と蒸留精製によりポリスチレンの原料であるモノマーに戻し、再びポリスチレンを製造するリサイクル方法。
<かんぱく 2024会場(ふたば学舎)>
<ブースの様子>
<クイズに取り組む来場者>
<使用済空容器を持参くださった来場者>
こうべ環境博覧会 かんぱく2024:
https://gogreenkobe.jp/articles/kobekanpaku2024/
兵庫県神戸市と「クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス」 ワーキンググループ活動における乳酸菌飲料容器回収・再資源化 プロジェクトに関する連携協定を締結:
https://www.yakult.co.jp/news/article.php?num=1615