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お知らせ

千葉県市原市「ユニモちはら台」において飲用後の乳酸菌飲料容器の回収・再資源化テストを実施

2024.09.30

 2024年9月14日~16日に千葉県市原市の「ユニモちはら台」において飲用後の空容器の回収・再資源化テストを実施しました。
 千葉県市原市では、2023年5月に「市原市ポリスチレンケミカルリサイクルシステム推進協議会」が設立され、市民・団体・企業・行政が一体となって、使用済みポリスチレン製品のケミカルリサイクルを推進しており、現在、市内の公共施設など14か所の拠点で、使用済みポリスチレン製品の回収を行っています。当社は設立当初から本協議会に参加しています。
 今回の取り組みは、本協議会において、使用済みポリスチレン製品の更なる回収量の増大を目的に発足した作業部会「乳酸菌飲料容器水平リサイクル検討部会」に当社も参画したことがきっかけとなります。
 本検討部会にて、回収拠点を流通店舗とした乳酸菌飲料容器の企業回収を行うことが検討され、最初の回収拠点として、協議会会員である大型ショッピングモール「ユニモちはら台」にて実施することになりました。
 今回のテストは、不要となったランドセルや学用品のリユースを目指す「ユニモの不用品回収プロジェクト」の一環として実施されたこともあり、多くの来場者に恵まれ、3日間を通じて約1,400本の容器が回収されました。回収された空容器は、東洋スチレン㈱のケミカルリサイクルによる、もう一度、容器に生まれ変わる“水平リサイクル”の実証のための試験研究に使用します。
 本検討部会では、今後も「ユニモちはら台」で回収テストを予定しており、引き続き、ポリスチレン製の乳酸菌飲料容器はアルミのふたをきれいに剥がし、容器をきれいに洗うことで貴重な資源に生まれ変わることの実証に努めていきます。

※使用済みポリスチレンを高温下の熱分解と蒸留精製によりポリスチレンの原料であるモノマーに戻し、再びポリスチレンを製造するリサイクル方法。

 

ユニモちはら台

回収ボックス

回収の様子

回収後の容器

 

・市原市ポリスチレンケミカルリサイクルシステム推進協議会の設立:
release_230524_4.pdf (prdurbanosichapp1.blob.core.windows.net)

・市原市 ホームページ:
使用済みポリスチレン製品の回収について | 市原市ウェブサイト (city.ichihara.chiba.jp)

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