お知らせ
音楽と食とアートの祭典“LuckyFes2024”において 飲用後の空容器の自主回収・再資源化を実施
~ポリスチレン容器のリサイクルに関する実証実験の取り組み~
2024.07.30
株式会社ヤクルト本社(社長 成田 裕)は、2024年7月13日~15日に茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で開催された「LuckyFes2024」に協賛・出店し、来場者に「Yakult(ヤクルト)1000」約3万本を無料提供しました。その際、飲用者にはリサイクルの取り組みの一環として、飲み終えた空容器とアルミのふたを分け、特設の洗浄台で水洗と容器の回収に協力してもらいました。
これは、商品価値の普及だけでなく、資源循環の取り組みも普及すべく、本イベントに合わせてオリジナルの容器回収ボックスを制作し、使用済み空容器の自主回収を実施したものです。
当社は、これまでもポリスチレン素材の容器を「マテリアルリサイクル※1」および「ケミカルリサイクル※2」の技術実証に活用していますが、使用済みポリスチレンの回収方法の確立や再資源化に向け、今後も取り組んでいきます。
なお、今回のイベントで回収した容器は、再生樹脂化したうえでマテリアルリサイクルの技術検討を行う予定です。
※1使用済みポリスチレンを破砕・溶解し、再度ポリスチレンの原料として再利用するリサイクル方法。
※2使用済みポリスチレンを高温下の熱分解と蒸留精製によりポリスチレンの原料であるモノマーに戻し、再びポリスチレンを製造するリサイクル方法。