AERA STYLE MAGAZINE
いい映画づくりのために——
山崎監督のすこやかな毎日の
心強い味方とは?



日本のみならず、世界的に次作が待たれる山崎 貴監督。
脚本からVFXまで手がけるマルチなフィルムメーカーの「今まで」と「これから」に迫る——。
『未知との遭遇』や『スター·ウォーズ』などのSF映画が大好きな生粋の映画少年だった山崎監督。中学3年生で仲間と共に撮った8mm映画が文化祭で好評を博したことをきっかけに、ずっと好きなことを突き詰めてきた。その積み重ねの先に今の成功がある。
「映画の仕事は、子どもの頃からの趣味をぎゅっと集めたショーケース。ずっと文化祭をしている感じです」
現在もチームとして第96回アカデミー賞Ⓡ視覚効果賞を受賞した映像制作プロダクション白組の所属だが、「会社ではなく、『学校に行ってくる』と言い間違えることがあります」と笑う。
そんな監督のプロとしてのデビューは2000年の映画『ジュブナイル』。特殊撮影で現場に携わってきたものの、それまで助監督の経験はなかったというから驚く。さらに著名な俳優の出演に加え、興行の書き入れ時である夏休みに全国東宝系チェーンで公開と、新人の初監督作品としては異例ずくめだった。
「制作費も当初より大幅アップしていただき、VFXにも予算をかけることができました」
僥倖(ぎょうこう)のような好条件も、新人であればプレッシャーとなりかねないが、山崎監督には無縁。
「撮影初日、“いるべき場所に帰ってきた”という感じがしました。前世も映画監督だったのかもしれません。時折ふっと『あれ、これってすごいことやってるんだよな』と思いましたけどね」
これ1作で終わるかもしれないから、好きな題材をすべて入れようとつくったデビュー作は予想を上回るヒット。内容的にも評価され、本格的にフィルムメーカーとして道を歩みはじめた。ファーストカットでかけた「よーい、スタート」の掛け声は、今も心に刻み込まれている。
スタートから完成形をイメージ。制約をクリエイティブに変える

『ゴジラ-1.0』では並み居る海外の候補作と比べると桁違いに低予算の制作費で、見事にオスカー像を獲得した。
「われわれ白組のやり方でも充分に世界に通用する」と静かに胸を張るが、限られた条件で最大限の効果を発揮する原動力となっているのが、脚本、本編の演出、そしてVFXの制作のすべてを担当する類まれな才能だ。エキスパートの共同作業によってつくられる映画において、この三役をこなす監督は世界的にも珍しい。ハードではあるものの、視覚効果まで施された完成形をイメージして脚本を書く作業が、結果的に効率的な制作につながっていることは確かだろう。
監督は映画づくりの中心となる存在だが、決してすべてを好きなように決められる王様ではない。プロデューサーや各パートのスタッフの見解、予算や撮影条件など、常にさまざまな縛りがある。
「僕は制約があったほうが燃えるタイプですね。限られた条件で想定した方法ができないのであれば、別のやり方でできないかと考える。結果的にそれでいいものになることが多いと思います」
デビュー以来、平均して年1作の割合で作品を撮りつづけている。ヒットメーカーとしての手腕が評価されてのことだが、自らの作家性にこだわらないフレキシブルな姿勢によるものも大きい。
「どうしてこんな題材が僕のところに——と思う作品もありました。それでもどうやったら面白くなるかと考えますね」
その好例が『ALWAYS 三丁目の夕日』。昭和30年代の東京が舞台の原作マンガは畑違いと思いつつ、高度なVFXで見事にノスタルジックな世界観をつくりあげる。興行·評価とも大成功を収め、結果的に3作目まで続くヒットシリーズとなった。
苦手だと思うことでも自分だからこそできることを追求する。「そうした姿勢が人生を豊かにすると思います」と語るスタンスは、クリエイターだけでなく、ビジネスパーソンすべてにあてはまるポジティブシンキングだろう。
封切り初日前に募るストレスと睡眠の質低下。山崎監督を支える心強い味方とは

脚本の修正、現場でのプラン変更なども常により良い方向に変えていく。山崎監督ならではの手腕だが、それでも封切り日が近づくと次第にプレッシャーからのストレスに見舞われる。不安の種はもちろんヒットするかどうか。興行において、初日の観客動員は大きな意味を持つ。スタートの成績が100%という基準になり、その数字を超えることは多くない。初動以降の割合から、大まかな最終的な興行成績が見えてくるという。
「初日の成績には宣伝戦略、企画そのものに問題があった場合があります。失敗しても『こういうこともある』と開き直ればいいんでしょうけど、多くの人が関わっているものですから、やはり監督としては気にならざるを得ない」
動員数は観客からの映画への答え。シビアな結果を気にするあまり、陥るのが睡眠の質低下だという。
「もう眠れなくなりますね。負のループです」
そんな悩みに応えてくれそうなのが、最近継続飲用しているヤクルトの「Y1000」だ。
「毎日飲むのが習慣になっています。いま脚本の手直しで悩んでいる時期なんですが、あんまりつらく感じない。しっかり睡眠を取り、体調がよりよい状態になるよう心がけています」
「Y1000」には、乳酸菌 シロタ株が1㎖あたり10億個含まれており、これはヤクルト史上で最高密度。これまでの研究で、乳酸菌 シロタ株には、一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレスをやわらげ、睡眠の質を高める機能が報告されている。また、乳酸菌 シロタ株には腸内環境を改善する機能があることも報告されている。(※)
「Y1000」は、宅配専用商品の「Yakult(ヤクルト)1000」同様に、ヤクルト史上最高密度の乳酸菌 シロタ株を含んでいる。コンビニやスーパーなどで購入でき、日々の活動ルーティンにも組み込みやすい。日々の体調管理に取り入れるアイテムとして気軽に試せる商品といえそうだ。
「『Y1000』を飲むことが“毎日のお楽しみ”のイベントになっています。その先にいいことが待っているゲートのようですね」
山崎監督はゴジラシリーズの新作に加え、ハリウッドでもメガホンを取ることが決定している。日本以上に厳しいハードルが待ち受けているはずだが、「ジュブナイルでデビューしたときと同じような感じです」と楽しそうに笑う。映画づくりには飽くなき情熱と真摯な姿勢が欠かせないが、それを支えるのは何よりも正しい体調管理。永遠の映画少年にとって、「Y1000」の継続飲用が新たな夢の舞台へ向かうためのパワーの源になりそうだ。

店頭商品
(スーパー、コンビニ、ドラッグストアなど)
Y1000
<機能性表示食品(成分評価)>
届出表示: 本品には乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)が含まれます。乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)には、一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレスをやわらげる機能や睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)を高める機能があることが報告されています。さらに、腸内環境を改善する機能があることが報告されています。
宅配商品
Yakult(ヤクルト)1000
<機能性表示食品(製品・成分評価)>
届出表示: 本品には乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)が含まれるので、一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレスをやわらげ、また、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)を高める機能があります。さらに、乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)には、腸内環境を改善する機能があることが報告されています。
- 食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
- 本品は機能性表示食品です。特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
- 本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。

山崎 貴(やまざき·たかし)
映画監督·脚本家·VFX制作者。1964年 長野県松本市生まれ。『未知との遭遇』や『スター·ウォーズ』に強く影響され、特撮の道へ進むことを決意。阿佐ヶ谷美術専門学校卒業後、1986年に株式会社白組に入社。2000年に『ジュブナイル』で監督デビュー、CGによる高度なビジュアルを駆使した映像表現·VFXが評価を集めた。3作目の『ALWAYS 三丁目の夕日』(05)が第29回日本アカデミー賞最優秀作品賞ほか13部門を受賞。『永遠の0』、3DCGアニメーション『STAND BY ME ドラえもん』、『アルキメデスの大戦』などのヒット作を手がける。2023年公開の『ゴジラ-1.0』は国内外で高く評価を受け、第96回アカデミー賞Ⓡにおいて視覚効果賞を受賞した。アジア初の快挙であり、監督が視覚効果賞を受賞するのはスタンリー・キューブリック(『2001年宇宙の旅』)以来55年ぶり2人目となる。今後はゴジラシリーズ新作、初のハリウッド監督作品が控えている。
広告特集 企画・制作 朝日新聞社メディア事業本部
PR:株式会社ヤクルト本社
Photograph: Hiroyuki Matsuzaki(INTO THE LIGHT)
Hair & Make-up: Minako Narabayashi
Text: Mitsuhide Sako (KATANA)
Direction: Shingo Fujioka,Yosuke Fujimori(AERA STYLE MAGAZINE)