小さな心がけが、確かな明日をつくる。
杏が実践する自分と家族の健康管理術。
—杏さんが俳優として、最も充実感を感じられる瞬間はどんなときでしょうか?
撮影現場での時間から、実際に作品が完成するまでには数か月、時には1年以上かかることもあります。様々なスタッフさんたちの手によって最終的な作品が出来上がった時に、大きな充実感を感じます。特に映画の場合は想像以上に長い時間をかけて作品が世に出ているんです。その分、完成した時の喜びもひとしおですね。
—杏さんは常に新しい役柄や表現に挑戦されていますよね。体調管理で特に気をつけていることはありますか?
不規則な時間の撮影や、早朝、深夜の現場もあります。また、海外ロケなどで時差のある環境で仕事をすることも。そういった状況でも、いかに夜の時間帯に質の良い睡眠を取れるかが重要だと考えています。撮影に入ると気が張っていて眠れないこともありますが、体は確実に疲れています。そんな時は、入浴でしっかりと体を温めたり、ストレッチをしたりして、できるだけ日中のパフォーマンスを維持できるよう心がけています。
—まさにその撮影のことをお伺いしたいのですが、精神的、肉体的な負担も大きいと思います。どのように心と体のバランスを保っているのでしょうか?
小さな楽しみを持っておくことを意識していますね。例えば、「今日の撮影が終わったら美味しいご飯を食べよう」とか、仕事とは別の楽しみを心の中に設けておく。そうすることで、ワクワクしながら仕事に集中できるんです。どんなに忙しくても、1日に数回は食事の時間があるので、そこに自分へのご褒美を盛り込みやすい。自分をご機嫌にするための方法を持っているのと持っていないのでは、モチベーションの維持が全然違いますね。
—それでは、日々の健康のために、日常的に行っている習慣やルーティーンについて教えてください。
Yakult1000を飲むことはもちろん、四季折々の旬の食材を意識して取り入れることを心がけています。あとは水分摂取には気を配っていて、お茶や水をこまめに取るようにしています。自分の体調を日々意識することで、「この栄養を補った方がいいかな」とか「今日は少し早めに休んだ方がいいかも」といった、体調の微調整ができるようになりました。体調を崩してから対処するのではなく、予防的な視点で自己管理をすることが大切だと実感しています。
—お子様の健康管理についても気を配られていると思いますが、心がけていることはありますか?
子どもたちは親の習慣をよく見ているんだなと実感することが多いんです。例えば、私自身が水分をこまめに取るのが苦手なせいか、子どもたちも同じ傾向にあって。だから「お水を飲もうね」とか「学校に行く前に水筒確認しようね」という声かけを意識的にしています。食事の時も「お野菜も食べようね」など、日々の小さな習慣づけを大切にしています。子育てを通じて、自分自身の健康習慣も見直すきっかけになっているように思います。
—杏さんにとって、Yakult1000はどのような存在ですか?
私にとってはもうお守りのような存在です。産後から飲み始めて、今では家族みんなでヤクルトシリーズを愛用しています。アプリで簡単に注文できる便利さもあって、まさに日々の生活を支えてくれる大切なパートナーですね。
—今回のCMやグラフィックの撮影を通じて、印象に残ったことはありますか?
以前から街中でYakult1000の広告を目にする機会が多くありました。雑踏の中でもシンプルでスタイリッシュな広告が、とても印象的だったんです。今回、自分自身がその広告に参加できることがとても嬉しかったですね。特に、グラフィック広告の撮影では、目を閉じて撮影するというのは20年近いキャリアの中でも本当に新鮮な体験でした。CM撮影の方では、大きなYakult1000のボトルと向き合うシーンもあって、CMの完成がとても楽しみです。
最後に、健康管理を続けていく上で、大切にしていきたいことは何でしょうか?
何より、日々の小さな心がけや習慣が、明日の自分をつくっていくのだと実感しています。健康管理は特別なことではなく、毎日の積み重ねなんです。そんな健康への向き合い方を、このCMを通じて皆さんに感じていただけたらと思っています。
杏
2001年デビュー。その後、雑誌、映画、ドラマなどで幅広く活躍。 主な出演作品にNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」、NTV「花咲舞が黙ってない」シリーズ、CX「競争の番人」、映画「キングダム 運命の炎」、「私たちの声」、「翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜」、「窓ぎわのトットちゃん」(声の出演)、「かくしごと」などがある。2022年に国連WFP親善大使に就任し、同年日本とフランスで二拠点生活をスタート。