【TE Div.1】第9戦釜石シーウェイブス戦の結果
11/19(土)に開催されたトップイーストディビジョン1 第9節釜石シーウェイブス戦の結果をおしらせします。
24-28(前半12-14、後半12-14)で敗戦となりました。
前節の秋田ノーザンブレッツ戦では一進一退の攻防の末、なんとか突き放し、勝利を収めることができました。
成績は3勝5敗となり、一つでも上の順位を狙うため、落とす事の出来ない重要な一戦となりました。
トップイーストディビジョン1もあっという間に最終節となり、最終戦は聖地秩父宮でのゲームとなりました。
天気は生憎の雨でしたが、試合開始直前には止み始め、多くのお客様に応援していただくことができました。
明治神宮野球場のお隣という事もあり、レビンズの応援の方の中にもちらほらスワローズの傘が!
天候的にもぴったりですし、何より目立っていました!
試合直前までの雨のせいでグラウンドはかなりスリッピーであり、ボールの扱いも相当大変な状況でした。
戸田ラグビースクール、練馬少年ラグビースクール、釜石シーウェーブスジュニアの3チームによるエスコートキッズとともに選手が入場。
自分よりも一回りも二回りも大きい選手を見て、子供たちも目を輝かせていました。
前半キックオフは釜石シーウェイブスから始まります。
釜石はベテラン選手と若手選手、そして外国人選手と層が厚く、ここまで6勝2敗とこの一戦を落とすと順位を落とす可能性がある試合となり、開始から全力で攻め込んできます。
試合開始後、やはりグラウンドコンディションが悪い事もあり、両チームともハンドリングミスや足元が滑って不用意なペナルティを取られてしまいます。
それでも勢いよく前に出るディフェンスが釜石アタックを自由にさせず、何度もミスを誘い攻撃チャンスを得ます。
しかし、前半13分についに先制を許してしまいます。
自陣22m付近でのラインアウトから、モールを組みサイド攻撃を仕掛けられ、手薄になったポイント周りをスタンドオフに突破され先制されてしまいます。
先制され、流れを奪われかけましたが前半19分に中央寄りラインアウトから展開し、レオンエリソンの飛ばしパスからトムコックスが抜け出し、右隅にトライを決めます。
続くコンバージョンキックも難しい角度から狙い、見事に成功し7点を返し同点とします。
簡単に流れを持って行かせず、なんとか押し返し、追加点を許しません。
前半23分には自陣ペナルティからペナルティゴールを狙われますが、ボールは幸運にもポストから反れます。
ラッキーも味方してくれる流れのまま、敵陣中央付近でラインアウトのチャンスを得ます。
ラインアウトからの展開でラックができ、そのど真ん中をFB大城海がぶち抜きそのまま独走、トライを奪います。
惜しくもコンバージョンキックは失敗しますが、釜石SWから12-7とリードを奪います。
ここで前半を逃げ切りたかったレビンズでしたが、前半40分過ぎ、釜石に自陣ゴール前でラインアウトを与えてしまい、モールを簡単に押し込まれ、トライを奪われます。
ゴールも奪われ、前半終了間際に逆転を許します。
更には前半最後のプレーでペナルティを奪われゴールを狙われますが、幸運にもこちらも失敗します。
後半は両チームとも選手入替は無く、キックオフとなります。
早速自陣22m付近で釜石ラインアウトを与えてしまい、勢いのあるモールを押し込まれ、早々にリードを広げられます。
今年度セットプレーの安定を重点的に練習してきたにもかかわらず、2回連続でモールトライを奪われます。
意地を見せたいレビンズは直後の後半10分に敵陣ゴール前でラインアウトのチャンス。
釜石の固いモールディフェンスを何とかこじ開け、最後はPR野崎伊織がゴールラインに飛びこみトライ。
つづくコンバージョンキックは外れてしまうものの、4点差まで詰め寄ります。
後半10分過ぎから両チーム選手入替を行い、チームにスピード感が戻ってきます。
レビンズはキャプテン田渕の投入で押され気味のチームに勢いを持たせます。
後半26分自陣ゴール前で釜石ボールのスクラム。
一歩も押されることなく釜石ボールで展開、素早いパス回しで最後はFBに走りきられ、釜石のトライ。
ゴールも成功し17-28と1トライ1ゴールでの逆転圏内から脱出されてしまいます。
畳み込まれてしまいそうな雰囲気でしたが、相手ペナルティを素早いリスタートで前進し、またもラックの横をFB大城海がぶち抜き2トライ目を奪います。
レオンエリソンのコンバージョンキックも成功し、24-28と差を縮め、1トライで逆転できるところまで詰め寄ります。
しかし、ここを簡単に攻め込ませてもらえないのが流石釜石シーウェイブス。
落ち着いたディフェンスと悪条件の中でもミスの少ないアタックに逆転を奪えずそのままノーサイドとなりました。
釜石シーウェイブスとは昨年度も一時はリードを奪うものの逆転負け。
今年度も同じく逆転負けを喫してしまいました。
これで今シーズンの成績は3勝6敗勝点14となり終了しました。
最終順位は今週末に残されたトップイーストディビジョン1の残り試合の結果により確定します。
聖地秩父宮での勝利を沢山のご来場者の方々にお見せする事ができず、無念の敗戦となってしまいました。
ですが、トップチャレンジ出場常連チーム釜石シーウェイブに4点差の勝点1を獲得し、来年に繋げる敗戦と捉えています。
今シーズンは全日程を終了し、目標である「トップチャレンジ出場」は遠く及ばない結果となりました。
しかし、上位チームとの試合では一方的な試合展開にさせず、自分たちのやりたいラグビーを展開できるようになりました。
上位チームに勝つために足りない部分、今年得ることのできた強みをもう一度磨き直し、来年度は上位チームとなれるよう頑張っていきます。
今年度も皆様の熱く大きな声援本当にありがとうございました。
試合中、選手には皆様の声援が聞こえています。
全ての声援が活力となり、勇気となり、自信となりました。
来シーズンも全力で1試合1試合を戦っていきます。
変らぬご声援をよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました!