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ニューイヤー駅伝2011(全日本実業団対抗駅伝競走大会)レポート

2011.01.14 お知らせ

 

全国各地区の予選を勝ち抜いた強豪37チームが集う「ニューイヤー駅伝2011」に今年もヤクルト陸上競技部が出場しました。

いまや元旦の国民的行事となったニューイヤー駅伝、今回で55回目の開催となります。天候に恵まれた今年の駅伝も、群馬県庁をスタートし、ゴールまでの100.0Kmを7人の選手が襷をつなぎます。

ヤクルト陸上競技部は今回の出場で26年連続32回目の出場となります。

 

1区は、東日本実業団駅伝でも1区を任され、2位とチームに勢いをつけた池田宗司選手。スローペース、そして集団での走りにどのチームが抜け出すのか目が離せない展開となりましたが、残念ながら集団から抜け出せず区間34位で2区につなぎました。ペースアップに対応できず、池田選手にとっては悔しいレースとなってしまいました。

 

 

 2区を走るのは実績十分、ダニエル・ジェンガ選手。2区は外国人選手が数多く出場するスピード感溢れる区間です。ダニエル選手は、ベテランの走りを見せ、14人抜きの区間20位まで順位を上げました。

 

 

 3区は粘りの走りが信条の川口将宏選手。激しい順位争いを繰り広げながらのレース展開となりましたが、そのプレッシャーに負けることなく、区間13位で、チームも17位と順位を上げました。

 

 

 4区は区間最長22.0Kmで争うエース区間です。ヤクルト陸上競技部はキャプテンでありエースでもある林昌史選手に4区を託しました。エースの名に違わない走りを見せますが、エースが集う区間の厳しさか、4つ順位を下げ21位で5区につなぎました。

 

 

 5区は加藤德一選手。入社してから毎年、元旦には上州路を駆けています。今回で4回目の出場となり、経験を着実に積んでいます。レースは単独での走りが続き、目標を見出しづらい展開となりましたが、自分の走りを忘れることなく最後まで走り抜き、区間15位、チームとしても2つ順位を上げ19位で襷をつなぎました。

 

 

 6区は吉岡玲選手。2年連続2回目の出場です。陸上寮の寮長を務めるなど、普段からチームをまとめています。今回も好調さをかわれての出場となりましたが、苦しいレースになってしまい、2つ順位を下げ、21位でアンカーに託しました。

 

 

 最終7区はルーキー高宮祐樹選手。集団での走りとなり、順位争いのプレッシャーにのまれてしまうかと思われましたが、ルーキーとは思えない堂々の走りでチームの順位を3つ押し上げ、昨年順位24位を6つ上回る18位でゴールしました。

 

 今年も熱い応援をいただきまして、ありがとうございました。皆様の応援は選手の力となりました。ぜひこれからもヤクルト陸上競技部をよろしくお願いいたします。

 

選手コメント

 

 池田宗司  

 1区を走りましたが 今回の駅伝は、終盤に集団から離れてしまい一度も見せ場を作れずに終わってしまいまいた。ニューイヤー駅伝の失敗はニューイヤー駅伝でしか返せないと思いますので、一年間精進していきます。

 ダニエル ジェンガ

  まず、12年連続走れたことが嬉しいです。チームの順位が昨年より上がったのでよかったです。1年はすぐ過ぎてしまうので1日1日を大事に練習を頑張りたいです。今年も宜しくお願いします。

 川口将宏

 苦しい時ほど沿道での声援が力となり、しっかり走り切ることができました。来年はチームの更なる飛躍を求め、個人としてはより強い走りを身に付け、チームに貢献したいと思います。応援ありがとうございました。

 林昌史

 調整段階からアキレス腱の痛みとの闘いで、体調をうまく上げていくことができず、レースでもチームの足を引っ張ってしまい申し訳なく思います。4区の出来次第で、総合順位が決まってくるということと、自分の力の無さを痛感しました。
 加藤德一  順位を二つ押し上げることができ、チームの流れを呼び戻す走りができました。 区間15位と力不足を痛感しましたがもう一度、自分のスピードを研鑽し、重要区間を安心して任せて貰えるよう精進していきます。
 吉岡玲   元旦から駅伝の応援本当にありがとうございました。6区を走らせていただいたのですが、皆さんの期待に応えるような走りをすることはできませんでした。来年こそはという思いで一年間また頑張りたいと思います。
 高宮祐樹  応援ありがとうございました。区間14位という、満足のいく結果とはなりませんでしたが、この一年間力をつけて次のニューイヤー駅伝ではチームに貢献できる走りをしたいと思います。

 

 

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