ヤクルトは「お客さま第一主義」を
事業の重要テーマの一つとして、
ヤクルトレディによる商品の
お届けという独自の
地域ネットワークもいかしながら、
丁寧に、そして真摯にお客さまの
ご意見・ご要望に耳を傾け、
より良い商品づくりとサービス
向上につなげています。
商品・サービスを
改善するための
「お客さま相談センター」
生活者のお役に立つ商品・サービスを提供するために、日々のお客さまからのご相談への対応はとても重要です。
ヤクルトでは、お客さまからのご相談を、電話やメールにて受け付けており、迅速・正確、かつ真心込めて対応しています。
お客さまの真意を把握して関係部署および経営層に伝え、商品・サービスの改善の具現化を推進していくことが、
お客さま相談センターの重要な役割の一つです。お問い合わせには、丁寧にわかりやすくお答えし、
ご満足をいただけるよう心がけています。
なお直接訪問が必要な場合は、全国の販売会社と連携しています。
工場見学・研究所見学
「安全・安心」な生産工程を実感できる工場見学
各工場では、環境に配慮し、お客さまに「安全・安心」な商品をお届けするという企業姿勢やヤクルトの商品をより深く知っていただくため、工場見学を積極的に受け入れています。
お子さまから高齢の方、小学生を中心とした社会科見学や環境学習、そしてオピニオンリーダーや健康に関心の高い方々の情報収集の場として活用されています。
お客さまがより気軽に工場見学を予約できるよう、2018年9月に工場見学ウェブ予約システムを導入しました。また、高齢の方やお身体の不自由なお客さまにも安心して見学していただくために、工場見学エリアにはエレベーターやスロープ、手すりを設置するなどバリアフリー化を推進しており、より多くのお客さまに快適に見学していただける工場を目指しています。
菌のはたらきから生産工程まで幅広く学べる工場見学
「ヤクルト」の誕生から今日に至るまでの研究の軌跡をたどる研究所見学
中央研究所では、敷地内に設けた「代田記念館」を一般公開しています。
「代田記念館」は、創始者の代田 稔が予防医学を志したきっかけや、健康に役立つ乳酸菌(現在の「乳酸菌 シロタ株」)の強化培養に成功するまでの取り組み、そして「ヤクルト」の誕生から今日に至るまでの研究活動・製品開発・普及活動などをたどることができる施設です。
中央研究所の研究員による説明型施設で、「乳酸菌 シロタ株」の顕微鏡観察など、科学への興味を深める場にもなっています。
2020年1月からはウェブによる見学予約システムを導入しています。
ヤクルトレディによる
お客さまの声の収集
宅配活動を通じて、地域の皆さまと直接交流するヤクルトレディは、お客さまからさまざまなご意見を頂戴します。
いただいたご意見は、商品・サービス開発にいかされています。
ヤクルトレディとお客さま
子どもたちへの出前授業
「おなか元気教室」
主に小学生を対象に、「早ね、早おき、朝ごはん、朝うんち」をテーマとして、出前授業「おなか元気教室」を実施しています。うんちの状態や、食べ物の栄養素を吸収する腸の大切さ、腸における乳酸菌のはたらきを解説するほか、良いうんちを出すための生活習慣について模型などを活用して、わかりやすくお伝えしています。講師を務めるのは、ヤクルト本社の社員や各地域の販売会社の社員です。
※一部の地域では「ウン知育教室」として実施しています。
健康に関するお役立ち情報を
提供する「健康教室」
地域の皆さまに向けて、センター(ヤクルトレディの販売拠点)や公共施設等を会場とした「健康教室」を開催しています。腸の大切さやプロバイオティクス、季節ごとに流行する疾患等、幅広いテーマで実施しており、講師を務めるのは各地域の販売会社社員等です。近年ではその範囲を事業所や病院・老健施設等のお取引先さまにも広げ、栄養相談会を同時開催することもあります。
外部からの認定・受賞
ヤクルトの出前授業・健康教室は、外部団体から食育活動として認定されています。
また、社会貢献活動の一環として青少年の体験活動に関する優れた実践を行っている
企業として、奨励賞を受賞しました。
●食育推進企業・団体に認定
出前授業・健康教室が食育活動として認定され、ヤクルトは2019年度から継続して一般社団法人日本食育学会「食育推進企業・団体」※となっています。
同学会が発行する「日本食育学会誌」 にも食育の好事例として紹介されています。
※食育推進基本計画等に基づく積極的な食育活動を通じて、国民の健全な食生活の実現に多大な貢献をしている企業・団体等組織を「食育推進企業・団体」として認定する制度
●「青少年の体験活動推進企業表彰」審査委員会奨励賞を受賞
文部科学省が主催する「青少年の体験活動推進企業表彰」において、ヤクルトの出前授業・健康教室が2015年に審査委員会奨励賞を受賞しました。