企業理念
追究を基盤として、
世界の人々の健康で楽しい
生活づくりに貢献します。
ヤクルトで磨かれた確かな品質。
それをお客さまと共有していくことがヤクルトマテリアルの使命です。
おいしさを香りで支え、広げる。それがヤクルトマテリアルの仕事です。
当社は、ヤクルトグループを通じて国内はもとより世界の国々の多種多様な製品に香りとおいしさをお届けしてきました。その中で当社は品質に対する確かなノウハウを磨き、現在では、ヤクルトグループのみならず、さまざまなユーザー様にも製品をご提供しています。
当社の考える確かな品質。それは安全性を第一に、食品の大切な顔とも言える香りのニーズを先取りし、カタチにすること。そして、その品質をお客さまと共有していくことが、ヤクルトマテリアルの使命であると確信しています。
おいしさを支え、広げるヤクルトマテリアルの香料。その確かさをお客さまとともに分かち合いながら、これからも私たちは人々のより良い食生活に貢献し、健康で明るく楽しい食生活づくりを応援していきたいと考えております。
健康への情熱、発想「世界の人々の健康を守りたい」
代田 稔(シロタ ミノル)
1899~1982
医学博士
株式会社ヤクルト本社
元代表取締役会長兼中央研究所所長
ヤクルトの創始者で医学博士の代田 稔が京都帝国大学(現在の京都大学)で医学の道を歩みだしたのは1921年。その当時日本はまだ豊かとはいえず、衛生状態の悪さから感染症で命を落とす子どもたちが数多くいました。
そんな現実に胸を痛めていた医学生時代の代田は、病気にかかってから治療するのではなく、病気にかからないようにする「予防医学」を志し、微生物研究の道に入ります。
そこで乳酸菌が腸の中の悪い菌を抑えることを発見、これをさらに強化培養することに成功します。
それが、今日「乳酸菌 シロタ株」と呼ばれている「L.カゼイ・シロタ株※」です。
※2020年4月以降は、L.パラカゼイ・シロタ株と分類されています。
その後、代田は、生きて腸内に到達し、有用なはたらきをする「乳酸菌 シロタ株」を、一人でも多くの人々に摂取してもらうため、有志と共に安価でおいしい乳酸菌飲料として製品化します。
そして1935年、乳酸菌飲料「ヤクルト」が誕生しました。
世界の人々の健康を守りたい。
代田 稔の情熱と発想、飽くなき探究心は、今も、脈々と受け継がれています。