香料事業|株式会社ヤクルトマテリアル

FLAVOR香料事業

食生活を彩る香料。
求められるのは、製品開発における創造性、「安全・安心」な製品づくりです。
ヤクルトマテリアルでは、日々「安全・安心」のために、
最新・細心の力を尽くして励んでいます。

製品開発における創造性

多彩なスペシャリストがより高品質な製品を開発。
より美味しく、独創的な香りを創造しています。

調香

天然の素材をベースにケミカル素材との絶妙な組み合わせによってオリジナルの香りを生み出すのが調香。
長い間ヤクルトで培われてきたさまざまな製品開発のノウハウを駆使し、お客さまに喜ばれる完成度の高い香りを生み出します。
さらにはフレーバリストの感性とその蓄積された技術がチームワークの中で醸成し、より完成度を向上させます。

調香

分析

香りという目に見えないものを主にガスクロマトグラフ装置(GC)を用いて成分の波形グラフといったデータに変換することから分析は始まります。天然香料や天然素材からのさまざまな食品香料の開発もその精度の高いデータがあってこそ可能になります。
当社の分析部門では多機能ガスクロマトグラフ/質量分析装置(GC/MS)やにおい嗅ぎGC等の機器を駆使し、お客さまのニーズに合った新たな香りを生み出す基礎データを提供しています。

分析

素材開発

天然の香りは風味づくりに欠かすことのできない要素で、それをいかに製品に反映させていくかが香料開発では大切です。そのために素材開発部門では、基礎研究から新技術の応用まで幅広く取り組み、乳酸菌培養や酵素反応等の技術を活用して、天然由来成分をベースとした独創性に富んだ自社オリジナル素材の開発を目指しています。

素材開発

「安全・安心」な製品づくり

厳しい品質管理に徹する製造ライン

「安全と安心」。それはどのような状況の中でも製造ラインに課せられたテーマです。
そのためには当社の製造ラインでは、原料の受入から製品の出荷まですべての工程で衛生管理を徹底しています。
使用する設備機器も定期的にメンテナンスを行い、クリーンな製造ラインに努めています。
さらにヤクルトのノウハウを受け継ぐ厳しい品質管理を徹底することでお客さまから大きな信頼を獲得しています。
また品質安全マネジメントシステムの国際規格であるFSSC22000の認証取得に加えて、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001等の認証及びイスラム食品市場に対応するためのハラール認証も取得しています。

※FSSC22000
「Food(食品) Safety(安全) System(システム) Certification(認証) 22000」の略であり、FSSC22000財団によって開発された食品安全のためのシステム規格
※ISO14001
国際標準化機構(ISO)が発行した環境マネジメントシステムに関する国際規格
※ハラール認証
対象となる商品・サービスがイスラム法に則って生産・提供されたものであるということをハラール認証機関が監査し、一定の基準を満たしていると認めること

原料受け入れ、納入時検査

品質の高い香料を作るために欠かすことのできないのは原料。優れた人や設備だけでは質の高い製品はできません。そのために当社では原料を受け入れる段階から厳しくチェック。納入時には各ロットごとにすべての品質を厳密に検査し、クリアしたものだけを製造ラインに受け入れます。

原料受け入れ、納入時検査

調合、濾過、充填

厳しい検査に合格した原料は調合され、冷却。さらに濾過器によって清澄し、衛生管理した充填機によって製品容器に充填されます。これらの工程を支えるのは業界をリードする熟練の技術。
管理の行き届いた設備とスタッフの技が調和し、香りに命が吹き込まれていきます。

調合、濾過、充填

製品検査、出荷

製品の完成。その最後の段階で重要な役割を担うのが製品検査です。エンドユーザーの皆様がおいしいと感じる、その一瞬のためにけっして妥協することなく、厳しい検査を行います。検査を終えた製品は、先端技術を用いて温度管理が行き届いた倉庫で出荷まで保管されます。また出荷後においても製品の追跡調査を行い、指定された納入日と場所に責任をもってお届けします。

製品検査、出荷
こうして生み出された
ヤクルトマテリアルの香料は、
世界のヤクルトに香りを添えています。