ヤクルトBLチュアブル整腸薬

水なしで服用できるストロベリー風味のチュアブル錠

主に大腸ではたらくビフィズス菌と、主に小腸ではたらくカゼイ菌が生きたまま腸にとどき、広範な腸内で作用を発揮します。

ビフィズス菌とカゼイ菌が乳酸や酢酸を産生し腸内を弱酸性にして、有害菌の増殖を抑えると共に腸管運動を促進して、整腸作用を発揮します。

5歳のお子さまからお年寄りまで、水なしで飲めるストロベリー風味のチュアブル錠です。

ヒトの腸内には、およそ1000種類、約100兆個の腸内細菌がすみ着いており（この腸内細菌の集団を「腸内フローラ」と呼びます）、バランスを保ちながらヒトの健康と深くかかわっています。

ストレスや過労、偏った食事、加齢、気候の変化などさまざまな要因によって、有用菌が減少したり有害菌が増加すると腸内フローラは乱れてしまいます。有害菌は有害物質を増やしたり、細菌性毒素を産生するなどし、腸内環境の悪化を引き起こします。

ガスがたまっておなかが張る、便秘がちですっきりしない、軟便と便秘を繰り返す・・・これらは、腸内環境が悪化しているサインかもしれません。

ビフィズス菌やカゼイ菌には、乳酸や酢酸を産生して腸内の有害菌の増殖を抑えると共に腸管運動を促進し、腸のはたらきを整える作用があります。

ヤクルトBL整腸薬に使用されているビフィズス菌、カゼイ菌は、一般的な乳酸菌に比べて胃酸や胆汁酸に対する耐性が高く、生きたまま腸内に到達することが確認されています。

ビフィズス菌は主に大腸ではたらき、大腸の運動や便通を改善します。また、カゼイ菌は、主に小腸ではたらき、小腸の運動や消化・吸収を助けます。水分を吸収する大腸、栄養分を吸収する小腸、どちらにもはたらきかけ腸内環境を広範囲で整えます。

『ヤクルトBLチュアブル整腸薬』の特徴について教えてください。: 『ヤクルトBLチュアブル整腸薬』は、水なしで飲めるストロベリー風味のチュアブル錠です。
口の中で溶かして服用いただけますので、5歳以上の小児からお年寄りまで容易に服用できます。

『ヤクルトBLチュアブル整腸薬』の製品名の「BL」の意味について教えてください。: 配合されている「ビフィズス菌（Bifidobacterium breve）」の頭文字「B」と、「カゼイ菌（Lactobacillus casei）」の頭文字「L」をとっています。

『ヤクルトBLチュアブル整腸薬』に入っているビフィズス菌とカゼイ菌について、それぞれの菌のはたらきに違いがあるのですか。: ビフィズス菌は主に大腸ではたらき、大腸の運動や便通を改善します。
また、カゼイ菌は主に小腸ではたらき、小腸の運動や消化・吸収を助けます。
水分を吸収する大腸、栄養分を吸収する小腸、そのどちらにもはたらきかけることで、腸内環境を広範囲で整えることができます。

ビフィズス菌やカゼイ菌は、胃酸で死なないのですか。: 食物などにより口から摂取された乳酸菌は、胃液や胆汁によって大部分が死滅してしまいます。
しかし、『ヤクルトBLチュアブル整腸薬』に使用されているビフィズス菌・カゼイ菌は、ヨーグルトで使用される一般的な乳酸菌に比べて胃液や胆汁酸に対する耐性が高く、生きたまま腸内に到達することが確認されています。

『ヤクルトBLチュアブル整腸薬』はどこに保管したらよいですか。: 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しいところに保管してください。また、小児の手の届かない所に保管してください。

『ヤクルトBLチュアブル整腸薬』は服用してからどれくらいで効果があらわれるのですか。: 効果があらわれるまでには個人差があります。
2週間位服用しても症状がよくならない場合、直ちに服用を中止し、お薬の説明文書をもって医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

整腸（便通を整える）、腹部膨満感、軟便、便秘

次の1回量を1日3回、食後にかむか、口中で溶かして服用してください。

【用法・用量に関連する注意】

定められた用法・用量を厳守してください。
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
ビンの中の包装紙に包まれた錠剤は、乾燥剤ですので服用しないでください。
また、最初に服用する際には、詰め物を取り出して捨ててください（この詰め物は、輸送時の振動等による錠剤の破損を防ぐためのものです。これを出し入れすると異物混入の原因になることがあります）。

9錠（成人の1日服用量）中

成分	分量	働き
ビフィズス菌	45mg	主に大腸ではたらき、乳酸や酢酸を産生し、調整作用をあらわします。
カゼイ菌	60mg	主に小腸ではたらき、乳酸を産生し、整腸作用をあらわします。
カルニチン塩化物	120mg	消化管の機能を整えます。